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安全性に対する考え方
これなら毎日、
食べつづけても安全ですね。
みんな、毎日楽しく食事をしていますよね。
私たち食品添加物は、その毎日の食べ物に使われています。
だから、安全性がいちばん大切。みんなが、一生のあいだ食べつづけても、害がないものでなければなりません。
そこで、食べ物に使うことのできる添加物の量は、ラットやマウスなどの動物実験で、食品安全委員会や国際的な機関が 無害と確かめた量(無毒性量)の通常1/100の量を、毎日食べつづけても安全な量(1日摂取許容量)とします(リスク評価といいます)。
さらに、この量よりずっと少なくなるように法律で使用基準がきめられています(リスク管理といいます)。
実際には、この量よりさらにずっと少なく使われていることも確認されています。
このように、食品添加物はすべて科学的な根拠に基づきリスク評価され、リスク管理されています。
これならず~っとテンカちゃんと仲良しでいられるね。
動物にはまったく害のない量に、さらに100倍をこえる安全率をみこんでいます。
無毒性量(No Observed Adverse Effect Level) |
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ラットやマウスなどの実験動物を使って、有害な影響が見られない最大の用量をいいます。 |
食品添加物の使用基準 |
食品添加物の摂取量がADIを超えないように、食品衛生法第11条の規定に基づいて設けられています。添加物の使用基準の定め方には・・・ ①使用できる食品の種類の制限 ②食品に対する使用量や使用濃度の制限 ③使用目的についての制限 ④使用方法についての制限 通常これらが必要に応じて組み合わされて定められています。 |
1日摂取許容量(ADI) |
ADI(Acceptable Daily Intake)ともいいます。この1日摂取許容量は、無毒性量の通常1/100としてもとめられます。一生食べつづけても安全と認められた量を体重1キログラムあたり1日に何ミリグラムまでとあらわされます。 |